アーティフィシャルインテリジェンスとオナニーホールはコインの裏表である
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2007/10/21(日) 20:42:12
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ちょっと前のエントリでネタにしたオナホの件なんですが,この間無事に届きました.いやはや,これは大変素晴らしいものですね.ネット上のオナニーマスターたちの間で「空気抜き」と呼ばれる手法を使用し,(通常のオナニーのように自分の手を動かすのでは無く) 腰の動きだけでオナホ自らに吸い付かせるようにするがコツのようです (腰の筋トレにもなって一石二丁ですが,急激にやりすぎてギックリ腰などに注意.常日頃からの継続的なトレーニングが重要です.詳しくは以前のエントリで紹介したスレやサイトなどを).お湯で軽く溶いたローションを流し込み,下から上に軽くしごいて気泡を抜き,入口から多少ローションが顔を出すまで圧迫します.そしてこの,内部にはローションしか無い状態の時に,すかさずアッーすることにより,「うっ… 何この吸いつき… こんなたかが高分子ポリマーの塊に感じてちゃ人として駄目なのに… くやしい ! ビクッビクッ 」 と内部的な真空効果によりオナホにえくぼができ,最後の一滴まで絞り取られるという.ぼくはそんなに何人も経験があるわけでは無いので何とも言えませんが,ちょっと天然物にはありえない性能なのではないでしょうか (ある意味では,搾乳機のような,愛の無い強制的に搾り取られる感があって,俺は牛か!という気がしないでもないのが難点でもあります).終わった後風呂場でローションまみれのオナホと息子を洗浄しているときの背徳感にさえ目をつぶれば,非常に素晴らしい満足感を得ることができるわけで,科学の勝利ですな.昔の最高権力者でさえ得ることができなかった快楽を,今では一般ピープルが二千数百円だすだけで体験できるわけです (筆者はもうすれたオサーンなわけですが,もし10 代とかの血気盛んな若者が1週間ほどオナ禁した後に使用したらもう腰が抜けて人生観が変わるんじゃないかと思います.もっと若くて元気な時に試してみたかった).
んで,ここらへんの構図は,コンピュータとかAIの発展にも似ているわけで,やはり人間が一番興味があることは,人間の理解なのだなぁということを再認識したりするわけであります.
もともとコンピュータってのは,論理学,すなわち人間の「論理的思考」のメカニズムの探求から生まれたわけです.もちろん,人間の思考全てがそんなに理路整然と構造化されているなんてことはありえないわけで,論理的思考ってのは,人間の知性と呼ばれるものの,ほんの極一部に過ぎません (だからこそ数理論理的な思考の訓練が重要になってくるわけです).そして,知性自体も,人間全体から見れば極一部の話で.精神・肉体の二分論は伝統的な考え方ですが,その反面,AI研究における身体性の重要性は,わりと大昔から議論されてきていることだったりします.
逆に,身体性の方面から考えていくと.そもそも人型のロボットを作る,工学的な必然性なんてものは何も無いわけです.どう考えても,二足歩行ロボットよりも多足,あるいは車輪とかキャタピラの方が機動性と安定性に優れているわけで.一応,実用面からの要請でいえば,環境及びメンタル両面において,人間との協調作業が容易になる (例えば,階段の昇り降りとかが必要な介護ロボットとか) というのがあるわけですが,鉄腕アトムを始めとする人型ロボットに対する研究者たちの情熱には,やはりそういう諸々の合理的な理由を越えたサムシングがあると考えるのが自然な気がします.
AIというのは,人間という巨大なシステムから 「知性」 だけを何とか取り出して再構築しようという試みなわけです.その過程で,チェスを始めとした,従来は人間の知性の本質と考えられてきた論理的思考という行為が,次々とAIによって攻略されてくるにつれて,「コンピュータによって実現できるものは真の知性では無い」というようなパラドキシカルなパラダイムが暗黙的にできあがってきて,AIは永遠に知性には到達できないような感じになってきてもいるわけです.なんせ,AIが何かを実現した瞬間,それは一気にコモディティ化され,誰でも解決できる,知的でも創造的でも何でも無い単純作業に成り下がるわけですから (大昔は,例えば数値演算ができる人は非常に尊敬された)
さて,オナホというものは,人間という巨大なシステムのさらに複雑な相互作用であるところの「恋愛」という協調行為の中から 「性交渉」の本質だけを取り出そうという試みの一環なわけだと思います.その点では,研究の社会的地位こそ違うものの,AI研究や社会科学と表裏一体,コインの裏表の関係にあると言えます.そしてある意味では,オナホは非常な成功を収めたと,筆者は今回の実経験により確信を深めたわけであります.
# いわゆる恋愛シミュレーションやエロゲ(必ずしもエロ目的とは限らず,描写の制限を緩和するために18禁となっているゲーム全般を指すらしい)に代表される「2次元」という文化は,知性の面からの身体性に対するアプローチであると言える.これはGOFAI (Good Old Fashioned AI) と同様の,人間の身体性に対する強い依存性を意図的に無視し,不自然に単純化された偏ったアプローチであると筆者は考えている (ただし,筆者はときめきメモリアルすらやったことが無い非専門家であるので,断定は控える)
そしてここで,AI研究と同様のパラドックスが発生し,人工物で代替可能 (さらには,チェスやオセロのように,人間が,特定問題領域の性能において容易に凌駕される) なものは,一気にコモディティ化してその価値が暴落するというものがあります.すなわち,SEX において重要なのは (もちろん「愛」という数値化不能な概念が最重要レベルで関わってくるのですが,それは現代科学の扱うところではない),匂いなり体温なり,質量感なり柔軟性なり,パンスト越しで足をさすった時の感触であり (単なる筆者の嗜好です) … ということになるのではないか.
現状においても,香りのほとんどはシャンプーなり化粧品なりの人工物なので,これは何とかなるのかもしれない.そしてオリエント工業を始めとして,質感や見た目を限りなくリアルに再現しようという試みもあるのだが,これは中途半端なリアルさについて,人間が本能的に感じてしまう「不気味の谷」を越えるまでは,まだかなりの時間がかかるのではないか.あるいはロボットの場合,柔軟性を出そうとすると,どうしても耐久性が落ちるので,メンテナンスのコストが脹れ上がるという本質的な問題もある (バイオテクノロジー方面からのアプローチの方がより現実的であるが,倫理面での制約が大きすぎて事実上実現は不可能である.ただし,工学的なロボットといえども,極限まで行くと,やはり何らかの生物工学的なメカニズムが必須となってくるような気もする.そうなれば,再びロボット研究においてさえも倫理的な制約が重荷となってくる可能性が高い.仮に,人間組織と全く同じメカニズムの部品を使って作ったロボットは,ロボットと言えるのか ?).
# あるいは未来の風俗業は,みな人間以上の魅力を持ったロボットが行うことになるのかもしれない.これならば,コストやメンテナンス面の負担はある程度のレベルまでは軽減できる.
これはまた,AI研究の極限が抱えるジレンマと同様の問題点と言えます.計算機プログラムにせよ,ロボットにせよ,それが低コストで高速で正確無比なのは,そもそも扱っている問題領域が単純であるからに過ぎないという,汎化と特化の間のジレンマが.
つまり,機械の最大の長所,すなわち低コスト,高速,正確無比,高耐久性と言った特徴が,機械を人間に近づけようと努力すればするほど失われてしまうのであります.
もし計算機が人間と同じくらい複雑な問題を解けるレベルの知性を身に付けたとしても,その時には人間レベルの柔軟性と引き換えに,計算機プログラムの複雑性も非常に高くなっているため,結局の所人間と同程度の正確性と速度しか出なくなってしまうと考えられます.そして究極的には,そのメンテナンスコストや耐久性が,人間を雇うのと変わらないかそれ以上になってしまい,計算機システム化するメリットが限りなくゼロになってしまうという本質的問題点があります.
もちろん,人権的・倫理的な問題点を考慮しなくて良いというメリットもあるのですが,極限まで進歩したロボットなりAIなりは,それは結局のところ人間と区別が付かなくなるとも考えられます.
工学的に,計算機にせよ,ロボットにせよ,それが魅力的なのは,人間の一部の能力だけをブーストできる (それ以外のコストは全て切り捨てて特化可能) という点にあるのですね.もちろん,だからそのような研究は無意味というのは本質を外した見方であって,機械の研究を通じて,すなわちそれを鏡として「人間の本質」に迫れるという点の価値と,それによる人類の認識の進歩には大きな価値があると考えられます.
例えば,セックスの物理的快感としての側面がオナホ等によってコモデティした結果として考えられるのは,恋愛における男女間の区別が限りなく小さくなるということが考えられます.重要なのは,粘膜を接触させることによって得られる摩擦抵抗ではなく,「愛されているという感覚による承認要求の充足」 や,それに付随する良い香りや他人の温もりだとすると,それは別に異性に限らず,例えば綺麗なニューハーフの人などでも等価値ということになると.
現代社会では,機械化により,職業における男女間の肉体的なハンディキャップは問題とならなくなってきてますが,それと同様に,未来人にとって男女の性差というのは今よりもずっと小さなものとなり,純粋に人間的な魅力に対して人は恋愛をするようになるのかもしれません (その頃には,おそらく人間の外見を変える技術も飛躍的に進歩しているので,男女の中性化,あるいは特徴のデフォルメ化はますます加速していくだろうし).
# 従来も同性間の恋愛は存在したが,やはり本来の用途とは違う用途に身体の一部を転用する精神的・肉体的負担は非常に大きいという問題点があった.また,マイノリティが一点集中することによる,性病の爆発的蔓延などの問題も多く,それにともなう偏見や差別などの社会的負担も非常に大きかった.恋愛が純粋にプラトニックな側面にパラダイムシフトし,そしてそれにともない,参入障壁が下がりパイが増えることによるメリットは大きいと考えられる.フレディ・マーキュリーの悲劇を繰り返してはならない.ちなみに,念のために書いておくが,筆者は女子が好きで,現実世界での恋愛を重視するオールドタイプの成人男性である.グラムロックは大好きなので,普通の人々よりは抵抗感は少ないかもしれないが (glam = glamorous rock.単なるテレビ写り重視のビジュアル系と一緒にしてはいけない.ロックンロールは従来より,差別や貧困などの壁をぶち壊すことを至上命題としてきたわけだが,男女間の壁をぶちこわそうというのがグラムロックの存在意義なのであり,根本的に異なる理念に基づくものである)
ちなみに,コンピュータとAIの父,アラン・チューリングが,同性愛の罪 (当時は重大な病気であるとされた) で迫害され,自殺に追い込まれたという事実は歴史の皮肉と言えます.
2000 年にわたる人間知性の探求は,コンピュータという形で日の目を見ることとなりました.これからの時代は,従来はアングラ的存在であったエロ方面のリベラル化により,バートランド・ラッセルが言うところの性道徳にまつわる不必要なしがらみや因習により不幸になる人々 (これは 「はてな匿名ダイアリー」 という匿名空間において,いくらでもその実例を観察することができる) を減少させると同時に,AIと同様,人間の根元的要求に対する理解を深めるためのきっかけとなるのではないでしょうか.
ここまで散々キモいことを書いてきたわけすが (当初は登大遊氏のネタ記事のようなノリを目指したのだが,結果的には筆者の力量不足とキモオタ気質を露呈するだけで終わってしまった),なぜ人間はAIやエロの探究に,これほどまでの情熱と執念を燃やすのであろうか ? そこには人間の存在に関わる,何か本質的な要求が潜んでいるものだと考えられる,という仰々しい題目がこの記事の言いたかったことです (というようなことを書くと,「この人ひょっとしてマジでこんなこと考えてるんじゃ…」という不信感を読者に与えてしまうのでイクナイ.とりあえず文体を柔らかくすることで,ますます胡散臭さを出すというテクニックを駆使してみた).
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戯言|TB:0|CM:4|
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コメント
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あろは氏は彼女にふられてしまったのですか? |
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foo #-|2007/10/21(日) 15:39 [ 編集 ]
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くだらなさという点で、ネタがシンクロした気がします・・ |
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なつたん #-|2007/10/21(日) 16:32 [ 編集 ]
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いつの話かよくわかりませんが,一番最近だと (それでもかなり前ですが),まだ「彼女 (?)」ぐらいの段階で,ですがふられてしまいました.それからは何もありませんのう.かなり本気だったので,未だに引きずっていたり (キモい)
僕はわりと恋愛最高 ! 愛せること素晴らしい,生まれたことありがとう,イエーイ !! 「恋の花 / 吉井和哉」 http://music.yahoo.co.jp/shop/p/53/200054/Y036640 なタイプの人間なんですが,恋愛現役から離れて時間が経つとどんどんキモオタ気質が全開になってきて困ります.最近は比較的研究が順調なので,それでも精神衛生はけっこう良いのですが. |
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あろは #wNX6xxGw|2007/10/21(日) 17:07 [ 編集 ]
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昨日,知人の店でたこ焼きパーティーをやって,5 時間ぶっ続けでたこ焼きを焼きつづけた後,酔っ払って帰ってきて,寝る前に思いついたバージョンは,もっと面白かったはずなのですが… 疲れてそのまま寝てしまい,起きたらほとんど忘れてしまいました.なので勢いというか文章のドライブ感が弱いです.やたらくどくてキモい.
奥さんと娘さんがいる,という免罪符があると,エロゲネタとかを堂々と書いても安心感 (?) が出るのでズルいなぁと思いました. |
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あろは #wNX6xxGw|2007/10/21(日) 17:14 [ 編集 ]
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