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ホワット・ア・ワンダフル・ワールド

私は知識に何ものかを付け加え,また他の人々がより多くのものを付け加える手助けをした --- G.H.ハーディ

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プロフィール

あろは (alohakun)

  • Author:あろは (alohakun)
  • 若槻俊宏 (WAKATSUKI toshihiro)

    連絡先 : alohakun ___at___ gmail.com
    mixi : http://mixi.jp/show_friend.pl?id=182927
    twitter : http://twitter.com/alohakun

    abstract

    プログラミングという人間の知的行為を体系化し,単なる職人芸ではなく,サイエンスにするための研究をしています.

    具体的には,等価変換計算モデルに基づいた,仕様記述からのプログラム合成の研究をしています.

    もっと噛み砕くと,プログラムの正しさをどのように定式化し,どのような枠組みで,どのように変換を進めていけば,正しさを保証したまま,効率的なプログラムを手に入れることができるのか,ということについて研究しています.

    キーワード : equivalent transformation, computation model, programming paradigm, formal specification, program synthesis













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ゲーデルと 20 世紀のロジック vol.1

2008/08/19(火) 16:18:28

ゲーデルと20世紀の論理学(ロジック)〈1〉ゲーデルの20世紀

だいたい読み終わりました.だいたいというのは,最後の 7 ページ 「計算可能実数と計算可能(不)連続関数」のところが,解析学さっぱり人間の私にはちゃんとフォローできなかったという (苦笑)

vol.4 の集合論とプラトニズムは未だにさっぱり読めてないんですが,これは 20 世紀のロジックの歴史についての巻なので,それほどテクニカルな部分は無くて,私でも普通に読めました.

Lion's Book もそうなんですが,現在では正確無比なところまで磨き上げられた巨大システムである UNIX やロジックの体系なども,その初期は,いろんな人が悩んだり間違えたり誤解したり試行錯誤して作ってきた,人間が作ったものなんだなぁ,という感慨を得ることができる本です.

日本にゲーデルの業績が導入されてきたあたりの話など,昔は本当に海外の情報や論文を得るのは大変だったんだなぁ,偉大な先人たちがみんな頑張って日本に伝えたんだなぁ,今はインターネットとかで簡単に論文が見れる良い時代なんだから,もっと頑張らないといけないなぁ,とか,当たり前なんですけど現代では気づき難いことをいろいろ再確認させてくれます.

日本に集合論が入ってきたのは,だいたい 100 年前,ゲーデルが生まれた頃らしいです.最初は 「1909 (明治 42) 年林鶴一は当時わが国に流布していた微積分学の基礎が薄弱であることを憂い,ジョルダンの 『解析教程』 (1893, 94) の一部分を翻訳し出版した (p.39) 」とか.

ゲーデルがウィーン大学に入学したのが,関東大震災 (1923) の翌年.
東大安田講堂ができたのが 1925 年.
ゲーデルの不完全性定理の論文が出版されたのが 1931 年.
ほとんどタイムラグなく,日本には伝わってきていた模様.
そして同年 9 月に満州事変が勃発して,日本は長い戦争の時代へ.

この当時は,まだドイツ語で数学の論文を書くのがけっこう普通だったんですかねぇ.

その後もいろいろあって,途中,ゲーデルが死んだ年に 「カーニハンとリッチーの共著 『プログラミング言語 C (The C Programming Language』 が出版された (p.98)」 とか,さりげなくロジックからコンピュータの時代への変化が示唆されていたり.

そんなこんなで,日本のロジックの発展が読めるってのは,翻訳本じゃない書き下ろし本の醍醐味だと思いました.他の巻のテクニカルな内容は英語の本でも読めるので,ある意味この vol.1 が一番貴重な日本語の本とも言えるような気がします.

「数学基礎論」 という言葉を,ロジシャンはけっこう嫌ってるような印象を受けました.数学科に「基礎論」じゃなくて「ロジック」がある日本の大学はほとんどない (?) とか,ここらへんはけっこう日本遅れてるような感じみたいです.もはや数学の基礎付けという大義名分は薄れてきていて,ゲーデルによって形式主義の限界が明らかになった以上,有限の立場の意味もどんどん強力なものに変わってきているそうです.ゲンツェンが順序数ε_0 までの超限帰納法を使って PA の無矛盾性を証明したりとか.直観主義も,途中から構成的数学と名前を変え,やがてはアルゴリズムの研究からコンピュータの時代にシフトしていくという流れ.ダイアレクティカ解釈から,その 2 階版のジラールの 2 階の算術 (System F) への流れがハイライトみたいな感じになってます.この本がおススメらしい (本で示されてる URL は現在移動したみたいです).

Proofs and Types

絶版みたいですけど,ウェブ上で全文 pdf などで読めます.

PA の論理式を,その構成的な部分集合である HA の論理式に変換するアルゴリズムと,意味の等価性をちゃんと与えて,制限された体系 HA の無矛盾性を証明するだけで,PA の無矛盾性も証明できるってのは,なんかプログラム変換の正当性の理論みたいでイカスと思いました.当然,排中律とかが無い HA で,PA の論理式をそのまま表現することは不可能なわけですけど,PA の論理式 A は証明できなくても,その二重否定 ¬¬ A は証明できる,ってことを利用してる (って理解で良いのかな ?) これは賢いなと思いました.ダイアレクティカ解釈すごい.

ちなみに,PA を 2 階に拡張した体系 ACA_0 では,実数の性質がかなり良いところまで議論できるらしい.

ヒルベルトのプログラム

素人考えでは,この調子でどんどん強力な形式体系を考えていけば,やがて 「普通の数学」 の範囲では困らない,十分な強力さを持った無矛盾な数学(の部分)体系が作れそうな気もする.あるいは途中で本質的な困難があるのだろうか ? 単に時間の問題で,あと 1000 年ぐらい逆数学の研究したら作れるのだろうか ?

「(現行の)フルセットの数学体系」 の無矛盾性を証明するためには,現在のフルセットの数学体系よりも強力な体系がいると思うんだけど,それってどういう体系なのだろうか ? という疑問や興味も沸く.

あるいはそれが圏論とか new foundation (?) とかなのだろうか ? 100 年ぐらいしたら,集合論は廃れてて,みんな圏論を学ぶようになってたりするのだろうか ?

途中で,「第 2 部 第 2 章人間と機械 2.1 不完全性と機械論 --- チューリングからペンローズまで」 とかで,AI の話題が出てきたりして,これもまた面白いです.よくありがちな,不完全性定理にまつわる誤解が明確に論破されてて痛快でした.

結論としては,そもそも 「心」 という概念を,機械 (という用語を聞いて,連想するクラスが個々の人ごとに異なるのが,そもそものすれ違いの原因だと思うのですが) という概念以外で説明することはできないのだから,人の心は機械よりも優れているとかいないとかいう議論自体がナンセンスなのではないか ? というあたりに落ち着いてる感じでした.

「人間の心」 っていうのもおかしな話で,そもそもその定義が怪しい.とりあえず 「神の心」 との対比として (有限の立場 vs 無限の真理) 「現実の機械」 と,チューリングマシンのような絶対に壊れないし間違えないし無限の能力を持つ 「理想の機械」 に対応します.

現実の機械と,神の心を対応させて比較したんじゃ,そもそも前提がおかしいですし.理想化された人間の心 (疲れないし,間違えないし,個体差が無い) ってのは,そもそも人間の心とはもはや呼べないんじゃないの ? という疑問も.

つまり,人間の心の方がコンピュータよりも優れてる,という信念を持ってる人は,無意識のうちに,制限された有限の能力の機械と,理想化された無限の人の心を対比しているんですよね.それじゃ,前提がおかしいのだから,人間の心の方が優れててあたりまえ,フェアじゃないよと.

一人の人間が一生の間に生成できる定理の数は有限で,人間の数も有限で,宇宙の長さも有限なのだから,全ての人間の心が生み出せる数学定理のクラスも有限です.

ならば,必ず対応する定理のクラスを生成できるチューリング・マシンが存在します.なので,人間とチューリングマシンは,人間を最大限に理想化したとしても同じ能力を持つ,ということができます.

まぁ,ペンローズ以外にも 「世界の究極理論は存在するか―多宇宙理論から見た生命、進化、時間 」 みたいな本もありますが.

この本の内容は 「全ての現実のコンピュータは,有限の制限された不完全な存在なので,チューリング不完全である.なのでチューリング等価ではない.すなわち,宇宙の物理学的構造 (超並列宇宙論) をもっとも効率的に利用できる計算機械が,一番高い計算能力を持つ.それが人間の脳である.なので,少なくとも現在の計算機は,人間の脳には追いつけない」 という主張だと理解しています.

まだ決着が付いてない,いろいろ面白いところですね.

最後の 「連続体上の計算可能性」 のところが,難しくてよくわからなかったけど面白かったです.

ヒルベルト・ゲーデルを乗り越えて発生し,しかも 19 世紀的アルゴリズムの世界でも受け入れられると想像され,さらに現場の数学者たちと共通の言語で語り合える,この基礎論の子孫について,ぜひ言及しておきたい.(p.204)

再帰的関数によって支配されるのだから,当然ながら計算可能実数は加算個しかない.それでもあたかも計算可能実数の集合が連続体をなすかのように,解析学がその上で展開されることは興味深い. (p.206)

なんとなく実数ってとらえどころが無くて,ロジシャンとかあんまり好きじゃないのかな,という偏見があったのですが,むしろ解析学 (いわゆる,『普通の数学』 の世界) の方までどんどんロジックの手法を拡張していくことを目指している研究者も多いみたい (?)

ロジックの進歩で,人類はようやく実数の正体がわかりかけてきているのかな ? と思いました.

ところで,自分は,数学者が書いた (インフォーマルな) 文章はわりとスラスラ読める気がするのですが,なぜか哲学者(?)寄りの人が書いた文章はなかなか頭に入ってこなくて苦労します.漢字が多いから ? (苦笑) あと,歴史のところも,あんまり年表的になってくると疲れますね… 読み飛ばしがちに.
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棒消しゲーム

2008/08/13(水) 19:18:15

なんかネタをふられました.

はじめてのにき (2008-08-13) _ 棒けしゲーム

ニコニコ見れない人なので,テキトーに棒消しゲームの仕様を検索.

とりあえず swi-prolog で仕様を書いてみました.ET と Prolog と,確定節で書く限り,問題の表現能力自体に差はありません.そこから先,どういう仕様に対して正しい手続きを議論できるのか,は変わりますが.
% 棒消し(山の大きさ,ゲーム展開,結果)
% ゲーム展開 = 棒消し操作の情報 (X 番目の列の Y 番目から連続 Z 本消した) の列
% 自分は必ず先手
boukeshi(N, Os, R) :- initState(N, S), printState(N, S), !, me(S, N, Os, R).

% 自分とコンピュータで交互にプレイ
me(S, _, [], R) :- dropGame(S), R = lose, !.
me(S, N, [O | Os], R) :- choice(S, N, O), com(S, N, Os, R).
com(S, _, [], R) :- dropGame(S), R = win, !.
com(S, N, [O | Os], R) :- choice(S, N, O), me(S, N, Os, R).

% 行の非決定的な選択(状態, 行番号, [何列目の,何行目を,連続何本倒したか])
choice([S | _], N, [N, Y, Z]) :- kesu(S, 1, Y, Z).
choice([_ | Ss], N, O) :- N1 is N - 1, choice(Ss, N1, O).

% 非決定的印に棒をどこか消す (変数をテキトウに具体化)
kesu([R | Rs], N, N, Z) :- var(R), R = ' ', renzokuKeshi(Rs, 0, Z).
kesu([_ | Rs], N, Y, Z) :- N1 is N + 1, kesu(Rs, N1, Y, Z).

% 連続して非決定的に何本か消す
renzokuKeshi(_, N, N).
renzokuKeshi([R | Rs], N, Z) :- var(R), R = ' ', N1 is N + 1, renzokuKeshi(Rs, N1, Z).

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% misc %%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

% 最大 N 行の棒山を作る
initState(0, []).
initState(N, [R | Rs]) :- makeRow(N, R), N1 is N - 1, initState(N1, Rs).

makeRow(0, []).
makeRow(N, [_ | R]) :- N1 is N - 1, makeRow(N1, R).

% 棒山の表示
printState(N, S) :- printState1(N, N, S), printRow0(N), print('\n----------\n').

printRow0(0) :- print(' ').
printRow0(N) :- N1 is N - 1, printRow0(N1), print(N).

printState1(_, _, []).
printState1(N, N1, [R | Rs]) :- N2 is N1 -1, printState1(N, N2, Rs), print(N1), printRow(R).

printRow([]) :- !, print('\n').
printRow([X | Xs]) :- var(X), print('|'), printRow(Xs).
printRow([_ | Xs]) :- print(' '), printRow(Xs).

% 終了判定.最後の棒(変数)だったら負け
dropGame(S) :- nvar(S, 0, N), N = 1, !.

% nvar(Term, に含まれる変数の数)
nvar([], N, N).
nvar([R | Rs], A, N) :- nvar1(R, A, A1), nvar(Rs, A1, N).

nvar1([V | Rs], A, N) :- var(V), !, A1 is A + 1, nvar1(Rs, A1, N).
nvar1([_ | Rs], A, N) :- nvar1(Rs, A, N).
nvar1([], N, N).

可能な状態空間を全て表示するだけです.

?- boukeshi(2, Os, R).
1|
2||
12
----------
Os = [[2, 1, 0], [2, 2, 0]],
R = lose ;
Os = [[2, 1, 0], [1, 1, 0]],
R = lose ;
Os = [[2, 1, 1]],
R = win ;
Os = [[2, 2, 0], [2, 1, 0]],
R = lose ;
Os = [[2, 2, 0], [1, 1, 0]],
R = lose ;
Os = [[1, 1, 0], [2, 1, 0]],
R = lose ;
Os = [[1, 1, 0], [2, 2, 0]],
R = lose ;
false.

あとは,どの手が良いかを評価する関数を作って,全通り計算しまくれば解けるはず.対戦ゲームの思考ルーチンとか書いたこと無いので,これ以上はパッと思いつきませんが,たぶん minmax 法とかそういうやつを使って,全ての手数に対して勝った負けたをボトムアップに積み上げて行って,値が最大になる手を常に選択していけば,たぶん必ず先手が勝てるのではないでしょうか ? (そのうち実装してみます.ナイーブに書くと,山の行の数が最大 5 でも状態数が多すぎて解けないかもしれないけど)
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andLinux 素晴らしい

2008/08/11(月) 20:58:28

windows 上で Linux 環境を使いたい場合,ユーザーモード OS として Linux kernel を Windows 上で実行できる coLinux が便利そう,というのは前から知っていたのですが.どうも coLinux は設定が面倒そうというイメージがあり,導入をためらっていました.

しかし,andLinux というのを知ったので試してみました.これは素晴らしいですね.ダウンロードしてインストーラを起動するだけでインストール終わりです.

日本語が使えないという意見がチラホラ見えますが,以下のサイトの通りにするだけで普通に使えました (要するに Ubuntu の初期設定と同じ ? Ubuntu は使ったことが無いのでよくわからないのですが)

ひゃまだのテキストで行こう - andLinuxのメモ

個人的にちょっと引っかかったのは,apt-get update した時に gpg エラーが出たことだけです.source.list に書いてあるのと同じようにして,エラーが出た時に出てくるキーを承認してあげればよいみたいです.

# gpg --keyserver subkeys.pgp.net --recv 認証したいキー
# gpg --export --armor 認証したいキー | apt-key add -

Start andLinux の他にも,Terminal のショートカットとかを作っておいた方が便利そうです.私は最初 vmware のように,箱庭環境 (?) の中でアプリを実行するものだと勘違いしていたので,どうせターミナルだけ上がれば良いやと思っていたのですが.

普通に,Windows の DOS 窓みたいに,いきなりターミナルが立ち上がります.そして,普通にターミナルから firefox を上げて Windows のネイティブアプリと同じようにシームレスに Linux アプリが全て使えます.Windows ⇔ Linux アプリ間でコピペも普通にできます (もちろん Windows と Linux では操作の作法は違いますが) Linux の方に Windows のファイルシステムがマウントされてるので,ファイル共有も簡単です.

とりあえずこれをインストールすれば,Windows 上に細々とした UNIX ツールを入れる必要性は少なくなりそうですね.apt でアプリがインストールできて,普通に Windows アプリとして使えるのはかなり大きいです.
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Thinkpad X61s の HDD 換装

2008/08/07(木) 17:35:20

最近大学の研究室 PC が調子悪くて,ずっと Thinkpad X61s をメインマシンとして使用していたのですが.

モバイルノートと思っていたのですが,なかなかどおしてけっこう使える.普通にメインマシンになりますね (セカンドモニタをつなげば) まぁ,普通にデスクトップよりもメモリ多いですしね (2 GB 最初から積んでる) 音も静かで快適です.

しかし,やはり OS やアプリケーションの起動スピードだけは,HDD のせいかかなりもたつく感じがします.というわけで,7200 rpm の HDD に換装してみることに.D2D だけだと不安なので,ついでに古い HDD がバックアップメディアにもなりますし (DVD 焼けるドライブが無い… CD-R だと枚数が多すぎで.結局 HDD のバックアップは HDD が一番楽という)

HDD : HITACHI (旧 IBM のグローバルストレージテクノロジーズ) の 120 GB SATA 7200rpm HGST (HTS722012K9SA00)

北大横のツクモで,5 年間保障入れて 9505 円.

SATA usb 2.0 HDD 外付けケース : NOVAC の 2.5”SATA はい〜るKIT USB ベーシック (NV-HS210U)

札幌駅前のヨドバシカメラで 1480 円.

研究室の PC の怪しくなった HDD 換装のために,HDD と完全 HDD 交換 2008 を大学経由で注文済みなのですが,まだ届かないので,とりあえず Acronis TrueImage 11 の体験版を試してみることに.

とりあえず,普通にインストールして起動して,指示にしたがっていけば HDD のクローンが作れます.30 分もかかりませんでした (なぜか一回目に,C ドライブをロックして再起動してクローン処理が始まる直前,パーティションの構成が違う!みたいなエラーが出て失敗することがありますが,二回目だと上手くいったりします.謎).

ウェブを検索してみると,後は付け替えるだけで普通に起動した人が多いようです.

Thinkpad は HDD の交換も非常に簡単で,ネジを外して,カバーを横にスライドして,舌をひっぱって取り出して,HDD のネジを外して付け替えるだけです.ここまでは非常にスムーズ.

しかし,起動せず… ファイルや D2D は,全てちゃんとコピーされてるみたいなのに.
何か他のメディアで起動しようにも,今ドライブが手元に無いという.

とりあえず,元の HDD に戻して,今これを書いてます.最初 HDD 外すのに抵抗感があったのですが,何回も HDD 付けては外したので,すっかり慣れてしまいました.

起動した後 ThinkVantage の Rescue ane Recovery から,バックアップしつつリカバリすれば良さそうなんですが,面倒で今まで一度もバックアップしてませんでした.

しかたがないので,古い HDD で Windows が起動した後,R&R を起動して,バックアップを作り中.

その後で,もう一回クローンして,また起動しなかったとしても,バックアップから復旧するという計画.

しっかし,バックアップえらい時間かかりますね.0 % のまま 15 分ぐらい経過して,全く進展が無いので不安になってたのですが.その後,少しずつ進み始めました.現在は 13 % ぐらいで,推定残り時間 113 分とか,どんどん増えていきます.不安すぎる.

まぁ,一度ちゃんとバックアップを取っておくこと自体は悪くないので,気長に待ちます.




2 時間かけてバックアップとって,30 分かけて再びクローンディスクして,また結局起動しなくて,30 分かけてバックアップから復旧を試みたんだけど,結局起動せず.工場出荷時から,Windows システムだけのバックアップを試みてもだめ (また 20 分)

7 時間もかけたあげく,結局新 HDD を D2D からリカバリした.ここで工場出荷時の状態に戻るまで 1 時間.D2D できただけでも良かったのかな ? ある意味古い HDD に D2D (というか,旧システム丸ごと) のバックアップが残ってる状態なわけだし,これはこれで.

とりあえず,古い HDD を外付けして,Mozilla のブックマークとかだけ取り出して,Firefox インストールして,今これを書いてます.新しい HDD から初書き込み.

う〜ん,リカバリの時,ドライバ以外,何も余計なソフト入れない方が良かったかもね.

120 GB の HDD に 80 GB の HDD のクローンをリカバリしたので,40 GB ぐらい余りました.システムの管理で,D ドライブを作る.

とりあえず,私が Windows にまず入れるソフトウェア.なるべくソフトインストールしたくない,設定したくないデフォルト至上主義な人なので,必要最小限.

・必須
Thinkpad キーボードユーティリティ (一つ前の記事参照.ブラウザキーを殺す),Firefox

・研究関係
MinGW/MYSY,pLaTeX2e,ETI,MS-Office (研究室アカデミックパック)

ほとんど古い HDD からそのまま持ってきて終了かな.PATH の追加が面倒だけど…

RA の後からほぼ半日潰れてしまい,深夜まで苦労したかいあって,やっぱり 7200 rmp の HDD はキビキビしてて速い気がします (プラシーボ効果)

それにしても,コンピュータのトラブルでこんなに手間取ったのひさしぶりな気がする.昔,Linux の環境構築に夢中になってたころはしょっちゅうだったんだけど.最近はもう,コンピュータはパワーポイントと LaTeX が使えれば良い,という境地です.

結局何が悪くて起動しなかったのか謎.今度くる完全 HDD 交換で,研究室 PC の HDD をクローンする時は,もっとスムーズにいって欲しいなぁ… いいかげん,こんなしょうもないことで手間取ってられない時期です.




D ドライブができたので,ページキャッシュ(スワップ)ファイルを D に 4096 MB とることに.起動ドライブじゃないところにスワップを取るとなんか早くなるらしい.

ついでに regedit を起動して ClearPageFileAtShutdown とか DisablePagingExecutive を 1 に.大量にファイルをコピーして断片化がえらいことになってたので,デフラグもしまくりです.

せっかくなんで,高速化に貢献しそうなことは全部やっておきます.クラシックスタイルで,視覚効果とか最低はデフォですね.

まぁ,正直,それほど体感は変わらないかも (たぶん,慣れてきたあたりに 5400 に戻したら実感できるのかも.遅い → 速いは実感できないけど,速い→遅いはけっこうイライラすると思う).

デフラグとか,ディスクアクセスしまくるようなときの処理は,多少速くなったような気がします.HDD で律速になるからどうでも良いと考えていたんですが,やっぱり X61s は無印よりも CPU パワーが弱いのかな ? (バッテリーの持ちが無印よりも 1 時間ぐらい増えるから,ある意味長所なんですが,HDD 換装したらその唯一の長所も無くなる罠が w)

やっぱりなんかまだ起動が遅い気がするんだよなぁ… 1 分かからないぐらいなので,十分速いと言えば速いんですが.

あと 2 年ぐらいして SSD が安くなってきたら,また試してみよう.低消費電力も追求できる.




R&R で HDD 全体バックアップとか,HDD を酷使する作業の時,換装の効果が非常に顕著に出ますね.5400 rpm の時は,予想時間 110 分とか表示されていたのに,7200 rpm だと 45 分とかです (しかも,途中で延長されない.ガンガン進む) すごい速い
メモTB:0CM:0 このエントリーを含むはてなブックマーク | livedoorクリップ livedoorクリップ BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク newsing it!

Thinkpad X61s のブラウザキー封印

2008/08/06(水) 13:14:16

矢印キーの↑の左右に付いている 「進む/戻る」 (ブラウザキー) が鬼のようにウザイです.もう既に 10 回ぐらい,うっかり矢印キー押そうと思って押してしまい,twitter などに書いていた文章が消えてしまいました.

ちょっとぐぐっただけでも,同様の被害者多数.

IBM も,キーボード カスタマイズ・ユーティリティー にわざわざ 「ブラウザキーを有効にする」 なんていう項目作るぐらいなら,デフォルトで無効にするか,完全廃止にしておけば良いのに… 明らかにみんな迷惑してると思う.

とりあえず,上のサイトから (自分の場合は) 1qkcb8jp.exe とかいうファイルをダウンロードして実行.C:\drivers\WIN\KEYCUSTM が作られるので,その中の Setup を実行してキーボードカスタマイズユーティリティをインストール (再起動必要)

[すべてのファイル] > [ThinkVantage] > [キーボード カスタマイズ・ユーティリティ] を実行して,[キーの応答速度]タブの 「ブラウザ・キーを有効にする」チェックボックスをオフ.
メモTB:1CM:0 このエントリーを含むはてなブックマーク | livedoorクリップ livedoorクリップ BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク newsing it!

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