いっこ前の記事で,非常にどうでも良い事に夢中になってたら.
実家の母親から,今テレビでやってる 「プロフェッショナル 仕事の流儀」 面白いから見ろ ! という電話がわざわざかかってきたので,MIT の石井教授の話 「出過ぎた杭は誰にも打てない」 を見た.
# おおっと,NHK のサイト,さっきまで無かった「これまでの放送」のページが,放送終了後の今リロードしたら表示された.
見てたら超一流研究者のあまりの立派さと自分のクズっぷりに絶望して死にたくなった.ほんと生きててすいません !!
ひさしぶりにスゴく良い番組を見たという感じだったなぁ.重圧を快感に感じれるようじゃないと生き残れない ! とか,まんま JOJO バリの黄金の魂を感じたよ.俺の生活ぬる過ぎだなぁ.やっぱり MIT は凄いところだと思った.
YuichiTanaka さんも見たらしい.
[テレビ]プロフェッショナル
一昨日、修論発表も終わったのでゆっくりテレビでも見ようかな、と思っていたらたまたま面白そうな番組が。 NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀という番組でMITの石井裕さんの特集。 名前もタンジブルビットという言葉も聞いた事はあったけど、いやーー、非常に刺激的な番組でしたよ。 ほんと、久々にテレビ見て面白いと思った。 ほんと、どんだけ自分がぬるい生活してるかって思わされた。泣きたくなる。 ビデオにも入れていたので、もう一回見よう。
ビデオ,良いですなぁ… うちにはそういうの無いので,mixi 日記に記録しながら見てました (笑)
# ちなみに,この教授は北大出身で,宮沢賢治が大好きらしい.だからどうしたって話だけど,ちょっと親近感を感じた.
以下に,脈絡が無くて不完全なメモ書きだけど,いちおう載せておこう.
とりあえず,研究者という生き方の苛烈さはよくわかった.悩んで悩んで,議論に議論を重ねて,ひたすら自分を追い込み続けてアイデアを捻りだし深め続ける.競争を勝ち抜き,生き残るってのはこういうことなんだな,と.頭では無く心で理解できた (ホントかよ)
ふ〜む.僕は研究者の端くれですらないが,言いたいことはよくわかる気がする.
MORILOG 2007年02月05日(月曜日) 【HR】 達成したくない
研究では、この種の終わりさえない。論文を書き上げたときに、少しほっとするが、それは締切があるというだけのことで、仕事の終わりでもないし、区切りでさえない。章の終わりほどの一段落もなく、ページを捲る程度の切り換えにすぎない。 だいたい、やればやるほど、謎が増えていき、どんどん把握できなくなっていく。その中から出来ることだけをやるわけであるから、なにかを達成するというよりも、1つ作るごとに、達成できないものが増える、それを知る、という感じである。 では何故続けるのか、と問われれば、簡単である、終わりたくないから、言い換えれば、達成したくないからだ。
コンクリートだけで論文 800 編だもんなぁ.
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あろはの日記 全体に公開
2007年02月08日 22:48 プロフェッショナル 仕事の流儀 : MIT の石井教授 http://www.nhk.or.jp/professional/
出過ぎる杭は誰にも打たれない
未来のコンピュータに挑む研究者 石井裕
世界を驚かせたタンジブル技術
MIT は本当に天才がたくさんいる
凡人の自分が生き残るためには 2 倍 3 倍やらなければならない
一日中バタバタ走りつづけている
分刻みのスケジュール
30 倍の倍率をくぐり抜けた,給料をもらっているプロフェッショナル学生 (アメリカと日本の大学院生の立場は大きく異なる.向こうはみんな雇われているプロの研究員扱い.雇う予算獲得は教授の役目) との議論,終わるとすぐに企業家とのミーティング
予算獲得は,教授の肩に全てがかかっている
重圧を快感に感じられる境地にならければ潰れる
MIT の教授は常に競争に晒されている
実績がいくらあっても,常に成果を出しつづけなければならない
何人も去っていった
違った概念を出すことによって世界を活性化する
北海道大学大学院を卒業後
企業で機械の保守とマニュアル作りという冴えない日々
不遇の 12 年
ある日出会った,アメリカの新技術 GUI
衝撃を受けた
業務のかたわら,夜中に密かに同僚と,画面に文字を書くことによって通信を行う研究
長い長い苦労のすえに,学会で大きな反響を得る
MIT から声がかかる
このとき 38 歳
即座にアメリカ行きを決意する
渡米の前に,岩手花巻の宮沢賢治記念館へ
しかし,きついアドバイスをされる
「実績を捨て,新しい研究で勝負しろ」
「日本人は,過去の研究を発展させ続ける」
「新しいものを生み出したければ,最初から研究しろ」
結果を出さなければ即解雇
優秀過ぎる同僚たち
石井は,痛いほど自分の凡庸さを痛感
石井は思った
凡人にできることはただ一つ
自分をとことん追い詰めること
夜中まで論文を読みつづけ,アイデアを探しつづける
研究所で,最も遅くまで働きつづける男と言われるようになる
そこで思い出した,宮沢賢治の直筆原稿のぬくもり
それをヒントにしたタンジブル技術
ナレータの茂木 : IT の世界の競争ってのは,既存の技術の枠の中で,いかに価値を創造するかという,いわば 100 m 走みたいな感じじゃないですか ? でも石井さんを見てると,全くちがった競争の意味を感じる
従来の技術を発展させるほうが楽にきまってるし,成果も出やすい
しかし,誰も理解できなくても,全く新しい研究をという信念
若い力を引き出すため 学生にはプレッシャーだろうけど ひたすら議論を重ね叩きつづける
WHY ? WHY ? WHY ? WHY ?
一切あやふやな点が無くなるまでアイデアの芽を深めつづける
最初から A クラスの発想はめったに無い
D から B のアイデアをいかに育てるか
28 歳,異色の経歴の学生ジェイミーを修士 1 年を採用
学生時代の専門は脳科学,その後世界を放浪
全く異なる発想に期待する
しかし,なかなか
もがき苦しみつづけるジェイミー
このままアイデアが出なければ契約は解除
次のミーティング
これまでの議論を無視するようなとっぴなアイデア
逸脱は許す
斬新なアイデアの種はどこに潜んでいるかわからない
しかし,まだまだ甘い
納得しない学生
若き頭脳との真剣勝負
浅い議論ではいけない
研究者は,どうしても自分のアイデアを愛してしまう
しかし,プライドを捨て,結果を出すことに全力を尽くしてこそ真の研究者だ
研究には謙虚さが必要だ それが無ければ研究をする意味は無い
アンテナを張りめぐらすこと
高度なコンセプトを持つこと
越えなければならないのは自分
THINK MORE, THINK MORE, THINK MORE
プロフェッショナルとは 自分が消えた後の世界に,いかに良い影響を残せるか そこまで考えられる人間
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