あるときは計算量学者,またある時はさすらいの変態 sed-er として名高い
/* Background Knowledge
sed でチューリングマシン 偉大なる変態 sed ハッカーたち (Great sed-er) wo さんの偉業 (BASIC compiler in sed) shinichiro_h さんの sed VM 論 (sed considered VM) shinh - sed sed のことしか考えられなくなってしまった shinh さん (brainf**k assembler in sed) 素晴らしきマゾプログラミングの世界 (What a wonderful Maso-Programming World) */
シンXさんに,mixi で面白いコメントをいただきました (転載許可快諾済み)
コメント
2007年03月08日 17:35 あろは
全然関係無いですが,最近ブログ界隈の方で微妙に計算の複雑性の理論が話題になっていたのですが
http://www.kmonos.net/wlog/70.html#_2111070226
検索してたら「倉庫番はPSPACE完全」 という記述が sin-x で見つかったという収穫がありました
2007年03月08日 19:50 シンX
最近引っ越してから面倒くさくてアンテナ稼動をさせていないため、Web 日記界隈の流行がわからなくなりつつありますが、計算量の話が話題になってたんですね。
倉庫版の PSPACE 完全性は、確か5年ぐらい前にはわかってますね(←調べない奴)。一般化ぷよぷよとかテトリスも NP 困難、いや完全だったかな?
「『飛び出す絵本』を開く問題」も、読者が開くときに角度を付けながら開ける作業が NP 困難になるような本を作ることができて、もしかしたら PSPACE 困難まで言える(あるいは言ってる)かもしれません。本は紙面が限られているので、Turing 完全ではないですが、1ページ開くのに数億年かかっちゃうかもしれない、幼児泣かせの本は作れます。
2007年03月08日 23:04 あろは
おお,面白そうな話題.このコメントの一部 (計算量の部分) をブログのネタにしてもかまいませんかね ?
飛び出す絵本を開く問題,ちょっと検索してみたのですが,なかなかヒットしませんでした.英語での検索キーワードや論文リソースなどを教えていただければ幸いです
2007年03月09日 11:37 シンX
どうぞどうぞ、ネタにしてください。
飛び出す絵本の計算量についての論文は、JAIST の上原さん(エルデシュ数2保持者)の業績ページの“The complexity of a Pop-up book”です:
http://www.jaist.ac.jp/~uehara/pub/tech.html
ついでに、この文献でも取り上げている「折り紙」の研究「も」している天才 Erik Demaine のページへの URL も紹介しましょう:
http://theory.csail.mit.edu/~edemaine/
彼がどれほど凄いのかについては、Wikipedia を見れば明らかです:
http://en.wikipedia.org/wiki/Erik_Demaine
12 歳で大学に入り,20 歳で MIT の教授という… っ ! 一口にコンピュータサイエンスと言っても,やはり純粋数学に近付けば近付くほど,圧倒的な力量差が開いていくのですなぁ.凡人は生き残れない世界ですよ. プログラミングなんてのは限りなくバッドノウハウに近い工学だから,経験や知識量がモノをいう世界だけど.
pop-up book の論文など,わずか 4 ページです.ここらへんの簡潔さが,いかにも数学の論文っぽくてカッコいい.
そんなこんなで,エルデシュ数の世界 で何が行われているのか,ってのはなかなか表に出てこない感じがするのですが,いろいろおもしろそうな世界の一端を垣間見た気がしたので,この感動を皆さんにも ! という GIGAZINE 的紹介記事でした (僕には論文の中身や研究者の業績を解説できる力量はありませぬ).
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